祖母の担当医から連絡があったので、祖父と病院に行って話を聞いた。祖母は食事ができなくなってきていて、点滴も難しくなっており、徐々に最後に向かっているという内容だった。
いつも家で迎えてくれて、食事を作ってくれて、洗濯や送り迎えをしてくれて、もしかしたらこれまでに一番長い時間一緒に過ごして話した人が祖母かもしれない。少し気が早いかもしれないけど、そんなとても大切で大好きな人がいなくなってしまう時が近いのだと考えると、寂しくて悲しくて涙が出てきて、もっとたくさんお話やお出かけをしたかったと惜しい気持ちになる。過去の楽しかった時間とか、申し訳なかったこととか、たくさん思い出して感謝の気持ちに溢れる。
いつまでも全てをずっと覚えていたいと思う。そんな希望と同時に、次第にその人のことを知っていて覚えているのは自分だけになってゆくのだと想像してしまって、
何かが続くということが、今あるものが残り続けていくことなのか、新しく何かが生まれていくことなのか、分からなくなっている。