
作成者
江坂大樹
作成時期
2023年10月ごろ
構成要素
1. 水平線
このシンボルマークは主として水平線をモチーフとしています。これは、意味もなく続くが明確な行き先のないただ長い旅になるであろうことを予見し、その活動は何かを積み上げて山をつくるようなものではなく、ただひたすらに進んだ後に現れる跡のようなものがたまたま結果と見えるだろうと考えたことが由来です。
意味もなく続くの構成員は、それぞれがそれぞれの自由に従って好きな方向を向いて進むことができます。一方でそれらの視点を抽象化したときには、地平線に向かっているような共通の景色になるはずだと思います。途中で向きを変えても、進むことをやめても、立ってさえいればきっとどこかの地平が視線の先に映る景色になる。
そのため、地平線が、意味もなく続くの構成員の根底にあるべき共通のモチーフであると信じています。
そして、地平線が見えるときにその方向に向かって地が続いているように、意味もなく続くはこのシンボルマークに向かって意味もなく続いていくのだという希望を込めています。
2. 一
大きくなくてもいいので何かをする、どこかに何かを加える、はじめる、やる、ということの象徴として漢数字の一をモチーフに取り入れています。
3. ドット
一の対比としてゼロがあると仮定し、ゼロと一の2値からドットをモチーフとしました。つまり、ドットでシンボルマークが描かれていること自体によって、一が表現されます。
また、一人による一つの活動ではなく、複数人による個人的な複数の活動によって意味もなく続くが構築されていくことを想定して、ドットを個人または活動のひとつとみなして、それを最小構成要素として全体ができるようにしています。
4. 黒
焼き鳥屋や鰻屋が継ぎ足しで使っているタレの壺の中身が真っ黒に見えるところから、続くものとして縁起がいいなと思い、黒色をメインカラーとして使用しています。
きっとすべての色は混ざって黒になると思います。
5. 十
制作の途中では、このシンボルに中央の縦の線はありませんでした。制作をしているころ、友人の「『自由』には、9の次の数字という意味がある」という独自の主張に心を打たれ、自由の象徴として縦にひとつ線を引きました。これは、地平の先にあるもの(発見、気づき、そこにいる人など)の象徴でもあります。そして、私の意味もなく続くでの最初の一でもあります。